最近はやりらしい、Wikipediaデータをローカルで持ち運ぼう!を自分もやってみました。
自分の使用した環境はMacOS X 10.5.2、あらかじめOSXのインストールDVDよりXcodeをインストールしておく必要があります。
というわけで覚え書きがてら用意する物たち
- jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2
- wikipedia-fpw-20071202-src.tar.gz
- freepwing-1.4.4+20071226.tar.gz
- DicCmpressorJ
- EBPocket
ターミナルを用いて作業します。なお必要なファイルはすべてユーザーのデスクトップにあるという前提にて、
# cd ~/Desktop
まずは必要なソフトをインストール
# tar zxvf wikipedia-fpw-20071202-src.tar.gz
# tar zxvf freepwing-1.4.4+20071226.tar.gz
# cd freepwing-1.4.4+20071226
# ./configure
# make
# sudo make install
# cd ../wikipedia-fpw-20071202
# bunzip2 ../jawiki-latest-pages-articles.xml.bz2
# mv ../jawiki-latest-pages-articles.xml wikipedia.xml
EPWING形式に変換
# fpwmake 3時間くらい待ちます・・・
# fpwmake catalogs
# fpwmake package
ひとまずこれでwikipedia-fpw-20071202フォルダ内に684MB程度のzip圧縮されたファイルが完成。そして再び解凍しなおすとWIKIPというフォルダができあがります。これが辞書データとなります。
このままだと辞書データが1.61GB程度ありますので、DicCmpressorJを使用して圧縮します。
圧縮レベル1にて、自分の環境では906MB程度となりました。
圧縮されたWIKIPフォルダを、wikipedia-fpw-20071202/WIKIPフォルダ内のWIKIPフォルダと差し替えて辞書データ完成です~EBPocketをインストールして辞書を登録すればモバイルWikipediaの完成ですね♪
3.11追記
DicCompressorJで圧縮すると一緒にCATALOGSファイルもコピーされていました。
というわけで圧縮されたWIKIPフォルダとCATALOGSファイルをmicroSDなどにコピーし、EBPocketからCATALOGSファイルを参照してあげればOKということでσ(^_^;)
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